北京日本学研究センターのセンター長を務める徐一平教授は5日、「人民網」を訪問。言語教育や中日文化交流などに関して自らの考えを語った。中国日本語教学研究会の第8回理事会会長にも当選した徐教授は「学会の努力を通して、中日両国の友好関係を一層促進することが最終的な目標」と語った。「人民網」が報じた。
徐教授のコメントは以下の通り。
-----第8回理事会会長当選おめでとうございます。当選後、新たな計画などはありますか?
「現在、中国には日本語学習者がたくさんおり、日本の独立行政法人国際交流基金が3年に1度ほど実施している調査の前回の結果によると、その数は90万人近くに達している。これは韓国に次ぐ世界第2位の数字。しかし、独学の人や語学スクールなどで勉強している人は、調査(統計)の中に含まれていないことが多く、日本語教師をしている私たちは、実際の人数はもっと多いのではないかといつも感じている。そのため、学会の会長に就任したので、中国全土の日本語を教えている大学の教師や学生の要求をさらに満たせるようにしたい。さらに、自分の立場を生かして中国人にもっと日本について理解してもらう一方、我々の声を通して、日本人にももっと中国を理解してもらいたい。このような我々学会の努力を通して、中日両国の友好関係を一層促進するというのが最終的な目標であり、最大の仕事。」(編集KN)
「人民網日本語版」2012年7月9日
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