「2008年には中日青少年友好交流年のイメージキャラクターに抜擢され、開幕式では胡錦涛国家主席と福田康夫元首相の前で演奏した。現在も中日友好文化交流イベントで活躍しているが、文化交流は両国国民の友好に対してどのような効果と影響をもたらすか」について、李雲迪さんは「文化は異なる民族・異なる国家の感情と魂を結ぶ架け橋だ。中日両国は2000年間に渡る友好的な交流の歴史を持ち、切り離すことのできない文化の縁を持っている。これは中日関係の貴重な財産だ。文化は目に見えない感化を及ぼし、春の雨のように音もなく心を潤す。中日関係の回復と発展に、文化交流は不可欠だ」と語り、「2008年の活動の後も、私は文化交流の活動を続けている。今年2月には中英国交40周年の記念式典に招かれ、中国駐英国大使館でコンサートを開いた。今年6月は中独国交40周年を記念するため、ベルリンでピアノ独奏会を開いた。私は音楽文化大使となり、中日友好と世界平和に貢献できればと願っている」と締めくくった。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2012年6月28日