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映画「鍵泥棒のメソッド」の脚本・監督を手掛けた内田けんじさん(右)と主演俳優の堺雅人さん(中)と主演女優の広末涼子さん(左) |
9日間にわたり開催されていた第15回上海国際映画祭が24日夜、最大の目玉であるコンペティション部門「金爵賞」8部門の受賞者発表で幕を閉じた。映画初出演のロシア人俳優Vladas Bagdonas氏が、「The Conductor(指揮者)」で主演男優賞を受賞、主演女優賞は、メキシコ映画「The Dream of Lu (El sueno de Lu) 」で迫真の演技を見せたUsula Pruneda が獲得した。「人民日報」が伝えた。
2004年上海国際映画祭で金爵賞を受賞したイラン人監督Khosrow Masoumi氏の「The Bear(クマ)」が、再び最優秀作品賞を獲得した。最優秀監督賞を手にしたのは中国の高群書監督。カナダ映画「For the Love of God」が審査員賞を受賞。日本の内田けんじ氏が脚本・監督を手掛けた「鍵泥棒のメソッド」が最優秀脚本賞を受賞した。最優秀撮影賞を手にしたのは、中国映画「蕭紅」の撮影を担当した石欒氏、最優秀音楽賞にはスペイン映画「Chrysalis(さなぎ)」が選ばれた。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年6月25日
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