日本国際緊急援助隊および医療チームの一行は中日友好協会の招きを受け、12日正午に北京に到着した。到着当日、四川大震災の救助活動に当たった同代表団は中南海で、中日友好協会の唐家セン(セン=王+旋)会長と会見した。同代表団は13日午前に万里の長城を参観し、午後は中国国家地震緊急救援訓練基地で交流活動に参加した。
日本国際緊急援助隊および医療チームの一行は13日午前、長富宮飯店から居庸関長城に向かった。「長城に登らなければ男ではない」という中国語は、初めて万里の長城を訪れる彼らに力を与えた。間もなくして、同代表団の若い隊員は、居庸関長城の最高峰とされる烽火台に到達した。彼らの全身は汗だらけになったが、万里の長城の最高峰に立ち山々を見下ろすと疲れが吹き飛び、人類の偉大な奇跡と中国人の勤勉・知恵・創造力を褒め称えた。
万里の長城の参観を終えた同日午後、同代表団は中国国家地震緊急救援訓練基地の交流活動に参加した。緊急捜査救助センターの呉建春主任ら中国側の代表者は、同代表団のためにささやかな歓迎セレモニーを催した。同代表団は同基地の仮想救助現場を視察し、震災救援の訓練に関する、中国側の救助隊員の説明に耳を傾けた。同代表団は最後に、同基地の4Dシアターで地震に関する注意を促す動画を鑑賞した。
訪問活動中、同代表団は同基地の建設、および展示された震災救援能力を高く評価し、同様の交流活動を今後も実施したいと表明した。(編集YF)
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