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北京週報>>中国と日本  
好評シリーズ六作目の『必読!今、中国が面白い』刊行

 

『必読!今、中国が面白い 2011』 表紙

 日本僑報社から刊行されている「必読!今、中国が面白い」シリーズ6冊目となる『必読!今、中国が面白い 2012-13』が、6月8日から日本全国で発売される。

 本書は2010年末から2011年末にかけて人民日報に掲載された数万件の記事から、日本人の視点で選んだ15ジャンル、60本を日本語に訳し、それぞれに寸評を付した一冊で、NPO法人日中翻訳活動推進協会「而立会」が訳し、日本麗澤大学教授三潴正道氏が監訳した。

 本書について、三潴教授は次のように語っている。「辛亥革命からちょうど一〇〇年目に当たる二〇一一年は様々な意味で一つの転換点でした。前年に北京オリンピックに続くビッグイベントだった上海万博が無事終了、これによって国際的な威信が高まり、過去の歴史の鬱屈を晴らす上でも大きな役割を果たしたと同時に、世界同時危機による試練を見事に切り抜け、むしろ中国が世界経済を支え、その成果を「中国模式」と賞賛する声も上がったほどでした。経済の舵取りも一時的なカンフル経済から本来の産業構造改革路線への再帰を図るまでになり、その流れの中で、二〇一一年という年を迎えたわけです。」

 三潴教授はまた次のように述べている。「二〇一一年は第十二次五カ年計画の初年でもあります。第十二次五カ年計画には、一九七八年以来の改革開放路線の総仕上げといった意味合いがあります。先端技術の開発計画である八六三計画に基づく様々な分野での試みは、通信・新エネルギー自動車・バイオ産業・中医学など様々な分野で一定の成果を上げつつあり、これらの成果を踏まえた中国仕様の国際基準の確立へ向けた動きも活発化しています。また、これに呼応した知的財産権での逆攻勢、七大戦略新興産業の育成も始まっています。」

 本書の前書きで、三潴教授は次のように書いた。「こうした動きの一方で、これまでの発展がもたらした様々な問題の克服も重い課題として突きつけられています。公共投資主導の経済発展体質はいまだ是正には程遠く、インフレの抑制も大きな課題です。欧州経済危機のダメージと金融引き締めで、雇用の受け皿として主要な役割を果たしていた中小企業が不振に陥り、これが産業構造転換を難しくしています。GDPの伸びが賃金の伸びに反映されないことによる庶民の不満を解消しようにも、せっかく引き上げた最低賃金がインフレで帳消しにされ、思わしい効果を挙げていません。「幸福都市」、「宜居都市」といったスローガンは、そういった庶民の不満を意識したものと言えましょう。」

 このシリーズは2006年から刊行して来ている。内容が面白く多くの読者の好評を博し、朝日新聞をはじめ、日本のメディアが本シリーズを賞賛している。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年6月13日

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