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3月29日に江西財経大学付属中学にて、中日国交正常化40周年記念として、中日文化交流イベントを開催しました。以前から交流のあった財経大学の学長に、初等中等教育で活動をしたいと話をしたところ、付属中学と話をつないでくださいました。そして、財経大学の准教授(日本に留学経験あり)が私と付属中学の書記との間を取り持ってくださり、開催に至りました。 事前に私が活動する江西青年職業学院の日本語科の学生8名と内容を考え、練習しました。当日は中学1年生全員、約200名が参加してくれました。また、江西財経大学の日本語科の学生も参加してくれました。 まず、冒頭部分で中日国交正常化40周年の紹介をしました。「今年は日本と中国にとって記念の年ですが、どんな年でしょう」と尋ねたところ、事前に先生から聞いていたようで、みな知っていました。その後の構成は大きく分けて3つ。1つ目は簡単な日本語の紹介。紹介したのは「こんにちは」「誕生日おめでとう」「ありがとう」「さようなら」です。アニメを見て、知っている学生もいましたし、熱心に慣れない日本語(ひらがな)を写している学生もいました。そして、誕生日の人がいるか尋ねたところ、当日誕生日の生徒が1人いて、みなで日本語を使って「誕生日おめでとう」とお祝いし、当人にも日本語で「ありがとう」と言ってもらいました。2つ目は写真を使った日本紹介。家、食べ物、技術、アニメ、季節の行事、スポーツ、観光地、中高生、伝統的な文化・芸術を、時折クイズを交えながら紹介しました。特にクイズでは当たった学生は「イエーイ!」と大喜びで、かなり盛り上がりました。3つ目は浴衣の着付。まず私が女性の着付を見せて、財経大学の男子学生にモデルになってもらい、男性の着付を紹介しました。その後、当校の学生と財経大学の学生に手伝ってもらい、一部の中学生に浴衣を実際に着てもらいました。そして、最後に質問タイム。「着物はなぜ袖が長いのか」「中国に来てどのように感じるか」など、たくさんの質問が出ました。 終了後、ある学生がノートを出して、「サインして」と言ってきました。すると、あっという間に周りを囲まれ、押し合いへし合い、「押さないで!」と叫ばなければいけない状態に。先生にも「並びなさい」と言われ、座ってサイン会のように。私のサインなんかもらって嬉しいのかなと思ったのですが、記念としてもらってくれたようです。30人ぐらいに「岡田麻衣 おかだまい」とサインしました。まるで芸能人になった気分でした。 「日本人に初めて会ったので嬉しい」「また来てくれる?」と言ってくれる生徒もいました。私に会ったことで、日本人に対して、少しでもいいイメージを持ってくれたとしたら嬉しいです。 22年度3次隊 江西青年職業技術学校 日本語教師 岡田麻衣 「人民網日本語版」2012年6月11日