「2012年国交正常化40周年記念」「2012日中国民交流友好年」認定行事として、「日本舞踊と和太鼓公演」が7日夜、在中国日本国大使館(北京市朝陽区)多目的ホールで開催された。人民日報のウェブサイト「人民網」が伝えた。
日本舞踊五大流派のひとつで300年以上の歴史を有する「西川流」師範、そして日本福祉大学付属高校(愛知県知多郡美浜町)和太鼓部「楽鼓(らっこ)」の教員・生徒が、来場者100人以上に本格的な日本の伝統文化を披露。中国・中央民族大学(北京市海淀区)舞踏学院の学生約20人も日本舞踊「鈴の舞」を演じ、注目を集めた。
「西川流」師範・西川真乃女(にしかわ・しのじょ)さんは2006年、中央民族大学で日本舞踊の講義を始め、「西川流」師範らを率い、学生達にきめ細やかな指導を続けている。西川さんは、「皆さん飲み込みがとても速いですね。日中の文化交流に少しでも貢献できて心より嬉しく存じます。2007年末には、私ども流派は中央民族大学で、中国初公演をさせていただきました」と語った。
「日本舞踊と和太鼓公演」は10日にも、中央民族大学で開催される。また同大の学生達による訪日公演が今年8月、愛知芸術劇場大ホール(名古屋市東区)で予定されている。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年6月8日
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