日本の食品安全法律法規への理解を深め、日本の最新検査技術・実験室管理手法を学ぶべく、国家品質監督検査検疫総局の委託を受け、国家認証認可監督管理委員会傘下の中国検査検疫科学研究院(CAIQ)はこのほど北京で、「中日食品安全検査技術交流セミナー」を開催した。全国31の直属検査検疫局、国際検査検疫標準・技術法規研究センター、CAIQの技術者110人が参加した。国家出入国検査検疫局主管の日刊紙「中国国門時報」が伝えた。
セミナーに参加した技術者らは、講義・交流・体験を通じて農薬・畜薬の検査方法や実験室精度管理などを学んだほか、日本側が採用する検査方法の詳細について深く討論した。また実験室品質管理についても、日本側専門家とノウハウを交換した。
全国各地の検査検疫部門は日本側が採用する残留農薬・畜薬の測定方法について、技術的詳細に関する理解を深めた。今後の日本への輸出食品に対する検査検疫監督管理業務の強化、さらに中日双方による検査技術分野での交流協力促進に向け、重要な意義があった。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年6月6日 |