きらびやかな大明宮、麗しき神の羽衣の舞、そして「春江花月夜」の優美---詩仙・李白の絶世の詩がこのほど、大型唐代古典ミュージカル「長安月」(創作・演出:陝西省歌舞劇院有限公司)として日本を席巻、先月10日から今月3日まで24回上演され、満場の拍手に沸いた。陝西紙「華商報」が伝えた。
唐の黄金時代を再現する「長安月」は、当時19歳の日本人遣唐使・阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)が、第9次遣唐使団と共に唐に入り、50年暮らした物語。脚本・総監督を担当する王宏氏は、「本ミュージカルは『秦王破陣舞』『霓裳羽衣舞』『梨園』『望郷』など、豊かで多彩な古典的唐代音楽・舞踊が、まるで博物館のように、すべて鮮やかに再現されました」と語っている。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年6月5日
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