中国香港と日本の関係を強化し、交流を促すクリエイティブイベントとして、「香港デザイナーズウィーク(Hong Kong +Japan crossing partnership in creativity)」(主催:香港特別行政区政府・駐東京経済貿易代表部)が15日、丸ビル・マルキューブ(東京都千代田区)で開幕した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
「香港デザイナーズウィーク」では最終日の今月20日まで、香港のトップクリエイター、栄念曾(ダニー・ユン)氏の作品、「天天向上(ティェン・ティェン・シャン・シャン):『日々向上』の意味」像が公開される。また開幕式では、香港商務・経済発展局の蘇錦梁・局長がクリエイティブアジアフォーラムの司会を務めた。
蘇局長は祝辞で、「香港特別行政区政府は、これを契機に香港と日本のクリエイティブ産業における協力を強化し、さらに多くのクリエイターを育成したいと考えている。多くの共通点を持つ香港と日本は、息の合ったパートナーになれる。さらなる協力は、アジアの想像力と競争力の向上につながる」とあいさつした。
蘇局長は「天天向上」像を鑑賞した。「天天向上」は高低さまざまな300点以上が披露された。高さ5メートルの巨大な像に加え、50センチの作品として、「天天」像をキャンパスにアレンジされた多様なジャンルの香港クリエイター作品65点、日本クリエイター作品64点も並んだ。また12センチのミニチュアとして、香港児童の作品100点、日本児童の作品125点も披露されている。
日本児童の作品は、陸前高田市(岩手県)の小学校で先月、2回にわたり催されたクリエイティブ課外授業での作品。課外授業は、香港特別行政区政府・駐東京経済貿易代表部が主催、栄念曾(ダニー・ユン)氏が指導した。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年5月17日 |