中国湖南省長沙市を訪問中の鹿児島市民チャーターツアー団は5日、同市の陳沢琿・副市長(市共産党委員会常務委員)と面会した。団長の大平和久元鹿児島副市長(鹿児島市社会福祉協議会会長)は、「長沙は3度目ですが、変化の大きさに驚きました」と述べた。長沙紙「長沙晩報」が伝えた。
今年は長沙市と鹿児島市の姉妹都市30周年にあたる。この間、両市の交流は頻繁に行われ、交流分野は徐々に広がり、人材育成・経済貿易・文化・教育・スポーツなどで豊かで実りのある交流と協力が推進された。両市間の貿易は主に、特産品・漢方薬・蜂蜜などで、毎年数百万ドルに達する。長沙市の11の海外友好都市のなかでも、鹿児島市との交流は最も密接で、成果を挙げた。
今回に先立ち鹿児島市は、市民チャーターツアーを5回、長沙市に派遣した。年内に入りツアーに参加した鹿児島市民は延べ112人。公務員や会社員が主体となっている。
大平元副市長は会見終了後、鹿児島市の森博幸市長が長沙市の張剣飛・市長(市共産党委員会副書記)に宛てた書簡を読み上げ、今年10月30日に鹿児島市で開催される姉妹都市30周年記念事業へ張市長を招待した。
陳副市長は会見後、「長沙・鹿児島の両市は過去30年来の友好交流の成果を糧に、ノウハウを顧み、未来に目を向け、手を携えて努力し、両市の長期的な友好・互恵協力に新たな輝きを添え、新たなページを記したい」と期待を寄せた。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年5月8日