江蘇省淮安市の趙洪権・副市長は24日午前、「中日調理芸術・文化国際学院」日本側準備委員会代表団・四条隆彦氏(四條司家料理故實御調所 所長、全国日本調理技能士会連合会 名誉会長)一行と会見し、同学院の設立協力について協議した。同市政府ウェブサイトが伝えた。
「四条司家食文化協会」(東京都渋谷区)は、日本料理の伝承などを目的に活動する特定非営利活動法人(NPO)で、天皇家の料理から臣下の料理までを司る家として司家の名称を賜った四条家が発起・設立した。協会主催の「日本食文化検定」は現在、日本唯一の公認された権威ある検定。中日両国の調理技術・文化の交流を促し、調理文化・芸術を発展すべく、「江蘇食品職業技術学院」(淮安市)と「四条司家食文化協会」が共同で「中日調理芸術・文化国際学院」を設立することとなった。
趙副市長は四条氏一行の訪問を熱烈に歓迎し、「『中日調理芸術・文化国際学院』の設立は、中日友好にとって喜ばしく、学院設立のための協力は、淮安と日本の友情を促すと同時に、双方はさらに多くの分野で、交流と協力を深めるでしょう」と期待を寄せた。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年4月26日 |