「中日国民交流友好年」シリーズ活動?「21世紀日中女性能力開発と文化交流週間イン大分」の開幕式が4月10日午後、大分市で行われた。これには汪婉・駐日大使夫人、李天然福岡駐在総領事、范継英全国婦連書記処書記ら中国側代表、村山富市元首相、広瀬勝貞大分県知事、磯崎賢治大分市副市長、岩崎泰也大分県日中友好協会会長ら日本側代表および各界の600人余りが出席した。

　村山元首相はあいさつで、中華全国婦人連合会（全国婦連）代表団を歓迎、3?11大震災で中国政府と各界から貴重な援助が寄せられたことに感謝した。さらに次のように指摘した。40年前の日中国交正常化実現は簡単なことではなく、それだけに大切にすべきだ。この40年間、両国関係は各分野でめざましい発展をとげており、両国は密接な関係を作り上げた。国際情勢が複雑な今日、アジアの大国である日中両国は指導的役割を果たし、アジアの繁栄の重任を共同で担うべきである。3月に、私は宋慶齢基金の招きで、被災地の中学生、高校生400人を引率して中国を訪問し、劉延東国務委員とお会いした。両国の生徒が交流を深め、訪問は成功だった。両国交流の過程で、日中の女性交流も重要な役割を果たしており、今回「日中21世紀女性能力開発と文化交流週間」が私の古里で開かれたことを非常に喜んでおり、交流週間の活動で大きな成果が得られるよう心から期待している。