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北京週報>>中国と日本  
「日本青春映画」国際学術シンポジウム、北京で開催

 

シンポジウムの会場

 中日国交正常化40周年の2012年、北京大学生映画祭の組織委員会、在中国日本大使館、日本国際交流基金会が共催する「日本青春映画ウィーク」が、16日午後に北京師範大学で開幕した。同イベントの学術活動の一つである「日本青春映画」国際学術シンポジウムも、開幕式前に開催された。同シンポジウムでは、映画監督、プロデューサー、評論家、専門家等、中日両国の映画関係者が一堂に会し、日本映画の現状、青春映画の概念、映画の運営方法等について、議論を掘り下げた。

 同シンポジウムにおいて、両国の関係者は青春映画というテーマに興味を示し、各々のイメージする青春映画について語った。世界的な映画賞を獲得した「おくりびと」の間瀬泰宏プロデューサーは、「青春は短く美しい。今回の映画ウィークが青春をテーマとしたことは、すばらしい」と評価した。映画評論家の北川れい子氏は、「青春は映画の原点である」と述べた。「スイングガールズ」、「がんばっていきまっしょい」の桝井省志プロデューサーは、「青春は私のキーワードだ。青春映画の制作に打ち込むのは、自分の学生時代がつまらないものであったためだ。当時の私は、人生の目標を持つ同世代の人々を羨んでいた。映画会社を設立後、青春をテーマとする映画を制作し、あの頃の無念を晴らした」と語った。「がんばっていきまっしょい」の磯村一路監督は、青春映画に関する自分なりの定義について全面的に語り、「大人になろうとしている少年少女たちが、社会の現実と向き合いさまざまな困難にあうことで生まれる物語である」と述べた。

 青春映画の定義について、中国の映画関係者も自らの見解を述べた。「那山那人那狗」(日本語名は「山の郵便配達」)、「唐山大地震」等の脚本を手がけた蘇小衛氏は、「80年代に日本の青春映画が中国で放映され、当時の若者に大きな影響を与えた。映画とは、中日両国の国民にとって理想的な交流手段である。日本映画を鑑賞することで、両国の映画関係者が芸術に対して同じ思いを抱いていることが分かる」と語った。日本映画の専門家、北京電影学院の鄭雅玲教授は、「日本の青春映画は、社会の現実と真剣に向き合おうとする、映画関係者の創作の姿勢を示している」と指摘した。

 同シンポジウムに参加した両国の関係者は、両国の映画産業の発展の現状等について、意見を交換した。

 主催者側からの情報によると、同映画ウィークの開催期間は4月16-4月20日で、「スイングガールズ」、「回路」、「春の雪」、「雪に願うこと」、「初恋」、「おくりびと」、「サッドヴァケイション」、「わたしのグランパ」、「がんばっていきまっしょい」、「阿修羅のごとく」の、日本の優秀な青春映画を計10作品放映する。これらの映画は青春の物語で、人類に共通する感情と価値を表現し、両国の青年の交流と文化理解を促進する上で、積極的な意義を持つ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2012年4月17日

日本青春映画ウィークのポスター
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