在日中国系メディア「日本僑報電子週刊」第1026号は11日、「隣人新書」第20作刊行を発表し、読者の関心を集めた。「日本僑報」が伝えた。
「隣人新書」シリーズは、中日国交正常化30周年と中日平和友好条約締結25周年を記念し創刊された。2003年に発表された第1作は、日本財団(東京都港区)笹川陽平会長の「2千年の歴史を鑑として---21世紀における日中民間交流のあり方」。
中日両国旗が表紙を飾る「隣人新書」は第1作出版以降、中日両国で広く関心を集め、両国民の相手国に対する理解のために良質な情報を提供し、「ポケットに入る中日交流の必読書」と称されている。
今年6月に出版される「隣人新書」第20作は、「長江中下流域の人々と貴州省少数民族との関連を求めて」。貴州省の少数民族文化を紹介する初の日本語書籍であり、日本の著名学者・西村武氏が上梓した。
日本僑報社は「中日国交正常化40周年に際し20作目が出版されたことは、非常に意義深い。本叢書(そうしょ)は今後、中日両国民の相互理解促進にさらなる大きな役割を果たし、両国の子々孫々の友好を促すでしょう」と期待を寄せている。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年4月12日 |