中日両国の青年ボランティアによる環境保護キャンペーン「中日友好環境保護の旅」が2日、北京で行われた。同キャンペーンは中日友好協会と中国日本商会が国交正常化40周年を記念して行ったもので、中国大学生訪日団団員や日本の友人ら両国友好ボランティア50人以上が参加。北京・西山地区の八大処から香山にかけて不燃物ゴミを拾い、環境保護を呼びかけた。人民日報のウェブサイト「人民網」が伝えた。
当日の予報で暴風雨が心配されたが、ボランティアらは早朝から北京八大処中学(中学・高校:同市石景山区)校門に集まり、八大処北面の山道を登った。ゴミ拾いを続けながら小さな峰を二つ越え、虎頭山山頂で休憩。昼食後、引き続き北上し、山あいの防火道でゴミを拾った。
ボランティアらは美しい景色を楽しみ、爽やかな空気を満喫、ゴミ拾いを通じて西山の自然美と魅力をよみがえらせた。香山・碧雲寺入口で解散し、全員が再会を約束した。
中日友好協会は一貫して両国青年間の友好交流の強化に取り組んでおり、生態環境の保護や青年ボランティア活動など多くの分野で友好協力を推進している。今回の活動の発起人の一人、同協会の関立トウ・秘書長は「今後は交流の促進につながるこうした活動をさらに増やし、中日青年間の相互理解を後押しすることで、友好感情の増進につなげたい」と寄せた。(編集HT)
*トウは丹にさんづくり
「人民網日本語版」2012年4月5日
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