中国と日本は経済発展の面では異なる位置に立っているが、社会の発展の過程で、独立し、自分で願っているにしろ、いないにしろ「剰女」になる女性が増加しているという点では共通している。
林さんは最近、「剰女」だった友人2人が結婚して、赤ちゃんも産み、幸せに暮らしているという便りを手にした。2人のうち1人はもうすぐ40歳の日本人で、もう1人はもうすぐ35歳の中国人という。
やり手の女性という2人だが、結婚相手は共に、お金や地位のある人ではなく、ごく普通のサラリーマン。
中国人の方の友人を訪ねてみると、彼女たちは古い賃貸住宅に住み、簡単な家具しかなかったという。中国では今、このような新婚カップルは非常に珍しい。
それでも、夫は料理が得意で、家庭をよく顧みてくれるため、その友人は「こんな小さな幸せが本当の幸せ」と言っていたそうだ。
つまり、「剰女」の幸福の秘訣は現実の生活の中にあるということだ。目の前にあるごく普通の幸せが本当の幸せで、いつも希望を夢のような未来に託してはならない。
このように、少し考え方を変えてみるだけで幸せというものは手に入るものだということを、日中の「剰女」たちにも知ってもらいたい。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年4月6日
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