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平井一夫 |
ソニー中国法人が27日明らかにしたところによると、今年の4月より、日本のソニーマーケティングの栗田伸樹代表取締役・執行役員社長がソニー(中国)有限公司の総裁に就任し、永田晴康・現総裁は日本の本社に復帰するという。「新京報」が伝えた。
ソニー中国法人の関係者の話によると、このたびのトップ交代が中国におけるソニーの長期的戦略に影響を与えることはないという。
永田総裁の任期中には、現地化された経営を一層深化させたことが大きな業績だ。たとえば永田総裁はソニーブランドの使用規定を改め、中国の三級・四級都市の市場で製品を普及させようとする時には、英語の「SONY」の表記の代わりに中国語・英語混じりの「SONY+索尼」の表記を用い、現地の消費者の間で認知度を高めることに成功した。また中国で初めて中国語の名称をつけたミラーレスデジタルカメラ「微単」を発売した。
新総裁に就任する栗田氏は現在、ソニーマーケティングの代表取締役を務めている。これまでにシンガポール、メキシコ、米国、日本などのエリアで消費者用電子製品の業務を担当してきた。栗田氏は、「ソニーグループのグローバル業務におけるソニー中国法人の戦略的地位を一層高め、ソニーの中国での現地化された業務運営を一層強化していく」と話す。
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