中日両国のジョギング愛好家400人が参加した「第2回日中友好広州駅伝大会」が24日、広東外語外貿大学大学城キャンパス(広州市番禺区)で開催された。ウェブサイト「中国新聞網」が伝えた。
在広州日本国総領事館、広東外語外貿大学、広州留東同学会(学生会)が共催した駅伝大会には、100チーム、400人の選手が出場した。市内各大学の在校生(日本語専攻学生がメイン)、日本人留学生、日系企業社員、および地元のジョギング愛好家らが1チーム4人となり、11.6キロを競った。
選手達のカラフルなスポーツウェアには日本語で、「がんばれ」「くいしばれ」「ゴールを目指せ」などと書かれ、選手達は自らとチームメイトを奮い立たせた。全身のストレッチなど、念入りなウォーミングアップの後、審判員の合図と共に、第2回日中友好広州駅伝大会はスタートした。
広州留東同学会のトウ君・会長は、「駅伝は日本が発祥であり、すでに80年以上の歴史があります。駅伝はいまや世界各国に広まり、人気の高いスポーツです。駅伝とその文化が中国に広まり、日本選手と中国選手が同じコースを走れば、両国の相互理解や友好関係の促進につながります」と語った。
市内日系企業に勤務し、ジョギングが趣味のホワイトカラー「Echo」さんは、「同僚とバトンタッチし、力を合わせてゴールにたどり着いた時の気分は最高です」と気持ちよい汗をぬぐった。
在広州日本国総領事館の中原邦之副総領事は、「今年は日中国交正常化40周年であり、今回の駅伝大会も記念事業の一環です」と寄せた。(編集HT)
*トウは人偏に冬
「人民網日本語版」2012年3月27日 |