第11回「日中友好中国大学生日本語科卒業論文コンクール」の授賞式が17日、中国の天津外国語大学で行われた。 言語学部門では浙江農林大学・姚ロ菲さんの「現代日本語の略語についてー表記と音韻の側面から」が、文化・社会部門では南開大学楊建桃の「現代における中日若者の結婚観の比較研究--「結婚難」の視点を中心に」がそれぞれ一等賞に選ばれ、今回新たに設けられたMOAインターナショナル理事長賞も同時に受賞。二人の論文指導を担当した浙江農林大学の雨宮雄一先生と南開大学の出和暁子先生にも、山梨英和大学学長賞がそれぞれ授与された。
授賞式には、日中友好市民クラブの小野寺健理事長ならびに深谷弦希副理事長、中国日本語教学研究会の修剛会長(天津外国語大学学長)、北京日本学研究センターの徐一平所長、南開大学の王健宜教授、清華大学の王婉?教授、北京日本学研究センター丁紅衛准教授、外国語教育・研究出版社の薛豹編集長ら日本語学界の専門家・学者が出席した。
日中友好市民クラブの主催、中国日本語教育研究会の共催で行われる同コンクールは、2002年の第1回大会からすでに11回目を迎える。日本語を専攻する学部生を対象として、言語や文化・社会、文学など各分野別に優秀論文を選出・表彰している。
※姚ロ菲さんのロは金偏に呂
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