中国京劇の名優・梅葆玖氏が代表を務める中国文芸界代表団は18日、「日中国交正常化40周年」記念重要文化事業「大陸からの華」白翔會能楽公演(国立能楽堂:東京都渋谷区)に招かれた。程永華・中国駐日大使夫妻のほか、福田康夫元首相夫妻、中野譲(なかの・じょう)外務大臣政務官、林芳正参院議員、近藤誠一文化庁長官ら日本政界、財界、文化界著名人約500人が出席した。ウェブサイト「日本新華僑報網」が伝えた。
程大使は祝辞で、公演の成功を祝い、日本の無形文化遺産の伝承者であり著名な能楽師・坂井音重師の長年にわたる中日友好と文化交流への尽力を高く評価した。程大使は、「今回の公演は中日国交正常化40周年を記念する重要な文化イベントで、深い意義を有します。坂井音重師は中日国交正常化30周年、35周年の際に白翔會を率い訪中され、中国の京劇・昆劇俳優陣と共に公演されました。坂井師のご尽力により、両国の伝統芸術交流がいっそう深まりました」とあいさつした。
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