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北京週報>>中国と日本  
在中国日本大使館の岩本参事官にインタビュー

 

▽日本が原子力発電を放棄することはない

京華時報:東日本大震災1周年の日、数万人の日本国民が反・脱原発集会を行ったという報道を見ました。福島原発の放射能汚染が完全になくなるまでには何年間かかるのでしょうか?第二のチェルノブイリになるのではと心配する声も聞かれますが。

岩本参事官:政府も今、人体への影響、食品の安全なども含め、この問題にとても関心を持っている。特に子供に対しては定期的な身体検査を行っていく。今年4月以降は、より厳格な食品検査も実施される。

2月末に行われた福島での放射線量調査によると、福島空港の放射線量は1時間当たり0.19 マイクロシーベルトだった。これはソウルやニューヨークの約2倍だが、健康に深刻な影響を及ぼすレベルではない。

京華時報:放射能漏れ事故は人類に対する警鐘となりました。今後の原子力開発において、日本に懸念は?

岩本参事官:今、多くの日本人が心配を抱えており、原発に反対する声も大きい。我々は新エネルギーの発展にも力を入れていくが、現在のところ、新エネルギーで電力需要を完全に満たすことはできないため、原発の使用を放棄することはできない。政府は厳格な措置を講じ、全ての原発の検査を行った。我々は安全を保障した上で、合理的に原発を開発するという自信を持っている。日本政府と国際原子力機関は今年下半期、日本で原子力安全に関するハイレベル国際会議を行う。日本は国際社会と協力し、原発の安全を保証していく。

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