大阪市立東洋陶磁美術館(大阪市北区)が秘蔵する陶磁器100点以上の中国巡回展が10日、甘粛省博物館(同省蘭州市)で開幕した。日本の著名な「伊万里焼」にとって初の海外巡回展。ウェブサイト「中国新聞網」が伝えた。
江戸時代の有田・伊万里焼「色絵 牡丹椿文 八角壺(いろえ ぼたんつばきもん はっかくこ)」「色絵相撲人形 二組(いろえ すもう にんぎょう ふたくみ)」に代表される、当時ヨーロッパに盛んに輸出された日本の磁器技術と発展の歴史が鮮やかに披露された。
巡回展は5月以降、北京芸術博物館(北京市海淀区)、遼寧省博物館(遼寧省瀋陽市)、厦門市博物館(福建省厦門(アモイ)市)、内蒙古博物館(内蒙古自治区呼和浩特(フフホト)市)でも開催される。会期は1年間。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年3月15日
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