◆重慶-日本の直行便、今年開通か
3年弱の総領事としての業務を振り返り、瀬野総領事は「新官上任三把火」(着任早々の役人が新しい施策や政策を取ること)という中国のことわざになぞらえ、取り組んできた3つの主な業務を紹介した。
まずは日本直行便だ。「私は重慶総領事館で総領事を務めていますが、四川省、貴州省、雲南省、重慶市等を含めた地区の日中外交業務を担当します。取り組みの甲斐あって、日本-成都の直行便がすでに開通し、今年は日本-重慶の直行便も開通を予定しています。これまでの8時間の移動時間が4時間に短縮され、行き来が便利になります」。
次に、管轄区内の省・直轄市に日本人学校を設立した。「日本の児童向けの小学校があれば、両親も安心してこれらの地区を訪れることができますので、投資の誘致に役立ちます」。
そして3つ目。 「着任当初、重慶に投資を行う日系企業は120社のみでした。私は当時、任期内にこの数字を2倍にしようと思っていました」。それから2年7ヶ月が過ぎ、重慶に投資する日系企業数はどれほどの規模になったか。「現在、重慶の日系企業数は240社に達しています。目標を達成することができ、とても満足しています」。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年3月2日
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