横浜市と中華街は、中国人観光客の間で人気の高い観光地となっている。中国の俳優・歌手の陳坤が東日本大震災後に横浜市の観光親善大使に選ばれ、さらに2012年の横浜観光親善大使のリストに中国人女性が名を連ねるなど、中国人観光客に寄せる高い期待が伺える。日本新華僑報網が報じた。
横浜観光親善大使は横浜市のイメージキャラクターとして、市内の各種イベントに参加する。また日本各地で観光PRを行い、国際的な交流活動に参加し、メディア等を通じて宣伝を行う。2月25日、2012年度の横浜観光親善大使が選出された。横浜観光親善大使は、今年で10代目となる。93名の中から選ばれた3名の当選者は、劉慧さん(22)、今井彩絵さん(28)、今山麻美さん(28)となった。
中国人の劉慧さんは、10歳の時に両親と共に日本を訪れた。「私が中国と日本で過ごした時間はちょうど同じぐらいです。両国での生活は、私の心の中で融合され、一つになっています。中国語で中華街を宣伝し、ガイドブックの作成にも参加する予定です」と語った。
横浜観光コンベンションビューローによると、親善大使はフェイスブック等を利用して横浜の観光関連情報を宣伝する。5月3日に開催を予定している「ザよこはまパレード」で、3人は横浜観光親善大使として、正式に観光客の前に姿を現すことになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年2月28日 |