中国有数の児童芸術団・陝西省小天鵝芸術団一行63人は30日午前、国会議事堂を見学後、衆議院議員会館内で国会議員と交流した。交流を終えた遠藤乙彦衆院議員は児童達に、「皆さんの公演に心を打たれました。非常に素晴らしかったです!日中国交正常化40周年のお祝いに最高のイベントです」と感激の面持ちで語りかけた。「中国新聞社」が伝えた。
交流会で児童らは国会議員に日頃の食生活、風俗習慣、交通、地震、両親とのふれあい、教育制度、さらにはいかに楽しく勉強するかなど、生き生きと質問した。国会論戦で無数の修羅場をくぐり抜けてきた議員らは「答弁」に追われた。遠藤議員は笑顔で、「交流会は国会開会よりも緊張しました。西安は日本文化の発祥の地であり、日本人にとって心の中の永遠の文化の都です。西安の小さな芸術家の皆さんと日本でお会いでき、非常に嬉しく思います」と述べた。
出席した国会議員への返礼として、児童達は琵琶独奏「彩雲追月」、日本で愛される芹洋子さんの「四季の歌」など心のこもった公演を披露し、議員らは感激し、日頃の堅い表情がほぐれ、児童達と共に歌を口ずさんだ。
京都市出身の山井和則衆院議員は「京都と西安は姉妹都市です。京都の人にとって、一生で最も行きたい所は西安です。皆さんは勉強ができるだけでなく、才能があり、そして非常に礼儀正しく、中国が近い将来、世界の新たな中心となることを感じさせます」と寄せた。西博義衆院議員は、「皆さんが小さな頃から目標を掲げ、努力を続けていることに敬服します。日本現代の若者はあまり海外を巡る夢がありません。中国の若い人達に見習っていただきたいです」と語った。
児童達は交流会後、衆議院議員会館食堂で昼食をとり、議員生活を体験した。
陝西省小天鵝芸術団は「西安旅行交流会」代表団と共に訪日した。中日国交正常化40周年記念観光イベントの封切りとして、「西安旅行交流会」は日本滞在中に観光PR、文化芸術展、青少年交流などを行う。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年1月31日 |