日本の防衛省統合幕僚監部(合同参謀本部)は、領空侵犯の恐れがある中国機に対して、航空自衛隊の戦闘機が実施した緊急発進(スクランブル)回数が今年度すでに143回に上ったと発表した。国別データの発表を始めた2002年度以降、最多を更新した。これまでは2010年度の96回が最多だった。
防衛省によると、中国機に対するスクランブルは2010年後半から急増。2011年4-12月の外国機全体へのスクランブルは計335回で、前年同期から45回増。領空侵犯はゼロだった。国別では対ロシア機が175回で最多だが、前年同期から45回減。次が対中国機で、前年同期の約3倍に達している。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年1月20日 |