日本メディアはこのほど、中国男子サッカー代表のホセ・アントニオ・カマーチョ監督(元スペイン代表監督)の後継に、なでしこジャパンをW杯優勝に導いた佐々木則夫監督が就任すると報じた。これについて中国サッカー協会の于洪臣・副主席は、「カマーチョ氏は中国サッカー協会との契約を遂行する。期間中に男子サッカーは監督交代を考えることはない」と否定した。北京紙「京華時報」が伝えた。
「サンケイスポーツ」は、佐々木監督はロンドン五輪後、中国男子代表監督に就任し、2018年ロシアW杯を狙うことが有力視されていると伝えた。さらに匿名の中国政府筋の話として、「中国代表は現在、W杯予選で淘汰されており、中国サッカーは日本サッカーを参考にしている。佐々木監督をリストアップしている」と報じた。
この消息について于副主席は否定し、「信じられるわけがない。カマーチョ監督は今昆明にいる。あすもコーチ陣を指導する。まだ中国サッカー協会とは2年以上の契約がある。期間中に男子代表監督交代を考えることはない」と述べた。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年1月16日 |