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中国と日本  
卓球が中日の架け橋に 迎春大会でアマ日本選手が活躍 

 

チーム「中日之橋」

 中国大手スポーツ用品ブランド、紅双喜(DHS)カップ迎春卓球大会が上海で先週末、一次予選を終えた。数千人にのぼる出場者の中で、選手7人全員が日本人というチーム「中日之橋」が注目を集めた。上海紙「新民晩報」が伝えた。

 「中日之橋」を率いる難波俊二郎さんと選手らは、ウェア・容貌ともに異彩を放っていた。お揃いの上着の胸元には「中日之橋」の4文字が刺繍されていた。「私たちのチーム名です。いいでしょ?」

 上海の会計事務所に勤務する難波さんの最大の趣味は卓球だ。卓球を通じて多くの日本人と知り合い、愛好者30人以上でアマチュアクラブを結成した。

 外国人にもかかわらず、難波さんには早くから同大会と切っても切れない縁があり、今年で連続4回目の出場となる。昨年はレベル別のクラス分けがされていなかったため、30-40歳クラス男子シングルス総合6位の好成績を残した。自信を得た難波さんは、今大会は最難関の四つ星クラスに挑んだ。同クラスに出場したのはわずか9チームだ。

 長年中国で暮らす難波さんには中国人の卓球仲間も多く、普段から時間があると共に切磋琢磨している。難波さんは「卓球は日本でも大変普及していて、アマチュア大会も多いですが、中国には届きません」と笑う。「老球皮(ベテラン選手)」としての理解も充分だ。「卓球は中国のまさに国技。全世界で最強です。ハイレベルのアマチュア選手には、プロを引退した方も多い。数試合に勝つことができただけでも嬉しいです」。(編集HT)

「人民網日本語版」2012年1月12日

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