「上陸常態化」に警戒を
◇釣魚島にとどまらない日本の野心
昨年、中国の軍事力が飛躍的に進歩し、海上資源に頼る日本をかなり不安にさせた。中国の海軍力が完全に成熟する前にできる限り多く占拠または利益を獲得しようと、海と島を囲む新しいブームが日本に起きた。
釣魚島の占拠を狙う日本の画策について、劉教授は記者に、釣魚島は中国固有の領土であり、重要な戦略的価値があるとし、「当然守るべき」と強調した。
実際、日本の野心は釣魚島だけにとどまらない。昨年末、離島の「命名」に尽力する日本の財団法人「日本離島センター」が発行した「日本の島全図」には全国の約1000の島が収録されている。日本は2011年内に39の離島に名称を付け、それを「根拠」に日本の「排他的経済水域」(EEZ)を拡大する計画だと以前報じられた。日本が海洋での「領土拡張」を始めたことは明らかだ。
劉教授は「日本は外海の小島や岩を基点に、いわゆる200海里のEEZを区画したり、外海の無名の島に名称を付けたり・・・・・こうした動きに外部は注意するべきだ」と指摘する。
日本が条件に当てはまらない岩をEEZや大陸棚とすることは、国連海洋法条約の違反に相当する。これは中日間の問題だけではなく、日本と国際社会の問題でもある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月11日
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