■右翼の攻撃対象に最もされやすいのは中国
右翼(保守を含む)の活動は活発で、日本国内では左翼政党や労働組合(特に教職員組合)に対する言葉の攻撃が絶えず、長崎市長が射殺される事件まで起きている。対外的には日本と領土紛争や「歴史問題」を抱える国が主要な標的とされる。中でも中国は大国化している上、日本の相対的衰退もあり、日本の保守勢力と右翼の攻撃対象に最もされやすい。行動右翼は中国を直接威嚇する最大の組織だろう。彼らは在日本中国公館をしばしば包囲し、騒ぎを起こしている。大阪総領事館に車で突入したり、中国公館に発煙筒を投入したり、弾丸を郵送して脅迫したこともある。もちろん、日本国民の圧倒的多数はこうした行為に賛同していない。
今年中日は国交正常化40周年を迎える。両国政府が記念行事に忙しく、調和の雰囲気を壊したくない時こそ、右翼が自らの存在を誇示すべきと考える時なのかもしれない。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年1月12日 |