野田首相は25日、今年8月の首相就任後初めて中国を訪問した。日本経済が緩やかに復興を開始したことから、野田首相の今回の訪中では、経済関連の議題が中心になると見られているが、さらに重要なのは、来年の日中国交正常化40周年に向け、堅固な足場がためをするという象徴的な意義だ。南方都市報が報じた。
野田首相の訪中の主な内容は、依然として経済関連の議題だ。日本は今年3月の大震災により、輸出市場と国内経済が大打撃をこうむった。福島第1原発の放射能漏れにより、中国は日本の一部地区からの食品輸入を禁止している。震災後、日本は中国市場の拡大に努め、中国人観光客を引き寄せようとしている。
外交学院国際関係研究所の周永生教授は、中国は今回日本側の要求に応じ、一部農産物の輸入を解禁する可能性があると指摘した。これまで日本側は、中国国債を購入し、人民元の国際化を支持すると表明するなど、提携ムードを高める取り組みを行っていた。(編集YF)
「人民網日本語版」2011年12月26日 |