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東方衛星テレビ、紅白歌合戦の放映権を獲得 | |
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東方衛星テレビの年越し番組のゲスト出演が決まった山下智久さん(写真は東方衛星テレビ公式ウェブサイトより) |
日本の紅白が、中国で来年の元旦休暇中(今年は1月1日から3日の3日間)に放映されることになった。60年の歴史を誇る紅白は、毎年大みそかに行われる国民的イベントで、日本で最も実力を備え人気の高い歌手が出場する。東方衛星テレビは21日、同局の年越しテレビ番組で、東京にサテライトスタジオを設置し、大みそかの当日、紅白の会場を初めて中継する。また、紅白の放映権を買取った同局は、来年の元旦休暇中に紅白全編を放映する予定。東方早報が伝えた。
紅白は、正式名称を「紅白歌合戦」といい、日本放送協会(NHK)から年一回行う、日本歌謡界を代表する最高レベルの音楽番組。演歌歌手も、ポップスを唄うアイドル歌手も出場する。通常、紅組(女性)の歌手がトップバッターを務め、その後、紅組と白組(男性)の両チームの歌手が交代で唄う。中国人歌手では、テレサ・テンや欧陽菲菲が過去に出場した。
東方衛星テレビとNHKとの放映権に関する交渉はすでに終了したという。幸運にも、東方衛星テレビの視聴者は来年の元旦、SMAP、浜崎あゆみ、幸田未来など日本の人気スターの歌をお茶の間で楽しむことができる。東方衛星テレビ関係者によると、今回の放映に関する協力は、技術面で簡単には進まなかったようだ。中日両国のテレビ放送信号システムが異なるため、伝送に障害が発生する。放映当日の12月31日、日本はまず、最先端設備を駆使して衛星からハイライト版を上海に送り、最高速の方式・規格転換処理を経て放映する。番組の全編は、担当者が翌朝一番のフライトで上海に運搬する。このように、今回の東方衛星テレビとNHKのタイアップは、正真正銘の「千里送歌(千里の先に歌を送る)」となる。
東方衛星テレビは、今年末の年越し番組のテーマを「日本の風」に決定したことから、東京にサテライトスタジオを設けるだけではなく、日本の有名スターを番組出演のため上海に招く。同テレビは21日、山下智久さんが上海を訪れると明らかにした。ファンに「山P」の愛称で親しまれている山下さんは、日本の有名芸能プロダクション・ジャニーズ事務所の新生代アイドルスターだ。彼が主演したアイドルドラマ「野ブタ。をプロデュース」や映画「クロサギ」は、アジア中で大ヒットした。「山P」が東方衛星テレビの年越し番組で、ヒット曲「青春AMIGO」と「抱いてセニョリータ」を披露する予定。
「人民網日本語版」2011年12月22日 | |
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