本当に注目すべきなのは、今回大人気となった左さん本人が、自分の努力を通して確かに成長したこと。左さんは今回の騒ぎについて「ネット上の書き込みの中には、自分の本意とは全く違うコメントもある。自分は何年も前から写真を通して自分の生活を記録しており、一部の人が言っているような売名行為のためではない」、「今回の騒ぎで勉強の効率も伸びず、一日も早く調整を行わなければならない。ネット上には自分に対する誤解もあるため、ほっとくわけにもいかず、この何日か余計な時間を費やしてしまった。自分の努力が足りずに、みんなの期待に応えられないことが不安。でも、向上心を持つための原動力ともなるのでいいこと」と理性的な分析をしている。
また左さん人気によって、中国で悩みの種となっている80-90年代に生まれた若者の中にも、成長して自活している人がいるということは、喜ぶべき点。彼らも見知らぬ異国の地で、雨にも風にもめげず成長し、前途に明るい兆しを見つけているのだ。これこそ中国の今の若者たちが成長の模範とすべきものだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2011年11月22日 |