著名な軍事専門家・彭光謙少将は9日、人民網の「強国フォーラム」で「日本は重要な歴史的転換期を迎えている。アジアへの復帰が賢明な選択だ」と述べた。
彭少将は「日本は現在、重要な歴史的転換期にあり、国家の発展の方向を定めるという重要な問題に直面している。脱亜入欧か、それともアジアに復帰してアジアの隣国と平和友好的に付き合い、共に繁栄し、共に発展するのか。日本にとってこれは賢明な選択を要す重大な戦略的問題だ」と指摘。
「中国は日本の新内閣が中日関係を一層発展させることに期待するとともに、野田首相が早期に訪中し、中日関係の健全な発展が促されることも望んでいる。東アジア地域の安定には、日本を含む全てのアジア諸国が共に努力し、平和・友好の善隣関係を発展させることが必要だ。鳩山内閣がかつて打ち出した東アジア統合は、評価に値する構想だ。中日双方が共に努力しさえすれば、歴史の悲劇の再演を防ぐことができる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年11月15日