中国駐長崎総領事館は9日、日本の領海に誤って入り日本側に拘留されていた中国漁船「浙岱漁(せったいりょう)04188」が同日午後に釈放され、長崎港を出港し帰路についたと発表した。船長を含む11人の乗組員も同漁船で帰国した。
長崎地方検察庁は10日午前、漁業法違反で漁船の船長を起訴。長崎簡易裁判所は罰金30万円の支払いを船長に命じ、船長は罰金を支払って釈放された。
中国漁船「浙岱漁(せったいりょう)04188」は6日午前、乗組員が休憩中に海風と海流に流されて長崎県西南の領海に誤って入り、同日午後に日本の海上保安庁の巡視船に追跡、逮捕されていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月10日 |