11月7日付の「環球時報」によると、日本の海上保安庁は6日、長崎県の海域で2隻の中国漁船を発見し、うち1隻の船長1人を検査に応じなかったとして逮捕したことがわかった。別の1隻は逃走した。
日本の「毎日新聞」は6日、海上保安庁の巡視船が同日午前10時半ごろ、長崎県の五島列島の鳥島から北西約4キロの領海内で2隻の中国漁船を発見したと伝えた。
報道によると、中国漁船が停船命令を無視したため、日本の巡視船はうち1隻を4時間半にわたって追尾。漁船は日本側の立ち入り検査も拒否し、海上保安庁は漁業法違反容疑で張天雄船長を逮捕した。張天雄船長と乗組員10人はすでに長崎に移送されたという。
また、日本の共同通信社は6日、横浜海上保安部が5日、密航を手助けしたとして、入管難民法違反の疑いで中国籍コンテナ船の趙暁タン船長(42)を逮捕したことを報じた。密航者5人は今も逃走中で、横浜海上保安部と神奈川県警が追跡している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月7日 |