中国最大の旅行ポータルサイト「携程旅行網」はこのほど、近畿地方を中心とした2府8県と経済団体などで構成する「関西広域機構」、ならびに同機構が運営する「関西国際観光推進センター」と提携し、「無料自由旅行モニター」をインターネット上で募り、同時にモニターを選出するための「日本自由旅行プラン対決」を実施、応募者が1000人を超える大反響となった。中国広東省共産党委員会の機関紙「南方日報」が報じた。
今回企画されたのは関西大阪+京都4日間体験の旅で、計10人のモニターが無料で同企画に参加することができる。同企画を主催した「携程旅行網」は応募者すべての関西旅行プランを審査し、最もおもしろいプランを立てた10人を選出、10月中旬に当選者をインターネット上で公表した。当選した10人は11月初めに上海から関西に向かい、自分の立てたプランに基づいて日本自由旅行を無料で体験することができる。携程旅行網の業務部の陳彦伊副総経理は「今回のモニター募集が大反響となったことは、中国人客の日本旅行人気が回復しており、巨大な潜在力があるということを示している。特に、個人で行く日本観光旅行のニーズが現在急速に増加している。個人で旅行に行く人は比較的若者が多く、旅行の経験も豊富で、ネットで情報を検索して、旅行に必要なものを予約するということに慣れている。現在、我が社が企画している日本旅行の半分は自由旅行。今後、若者旅行客の日本自由旅行は、市場で最も重要な位置を占めるようになると見込んでいる」と指摘した。
「人民網日本語版」2011年10月26日 |