【新華社北京9月7日】日本経団連の米倉弘昌会長は6日、北京で日中国交正常化40周年記念行事の日本側実行委員長として一連の行事をしっかり開催し、両国関係をより大きく発展させることを希望していると表明した。
2011年度日中経済協会訪中団のレセプションで述べたもので、訪中団は中国国際貿易促進委員会の招きで今月4日から10日までの予定で訪問している。同協会は1975年から毎年訪中団を派遣している。
同協会の張富士夫会長はあいさつの中で次のように述べた。
今年3月の東日本大地震に対する中国の政府と社会各界の大きな支援と協力に日本は心から感謝している。日中経済協会の訪中団はすでに37回訪問しており、今回は総勢183人で、過去最多となった。これは日中両国経済の相互補完性と協力の緊密性を十分示している。
北京滞在中、中国の政府機関が訪中団に中国の第12次5カ年計画(2011―15年)について説明した。双方はまた被災者救済を契機として日中の協力を推進することなどについて意見を交換した。
来年は日中国交正常化40周年で、これを契機として両国の文化、芸術、スポーツなどの交流・協力を推進し、両国がより幅広い相互理解と堅固な信頼関係の構築を推進することを希望する。
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