マカオ航空は今年8-10月にかけ、マカオと日本を結ぶチャーター便32便(四国・松山発着が4便、大阪発着が16便、福岡発着が4便、名古屋発着が4便、小松発着が4便)を運航することを発表した。
マカオ航空の楊建華副総経理は、「今年3月の東日本大震災で日本の観光市場は大打撃を受け、発展の勢いが上々だったマカオ航空のマカオ-日本便も大きな打撃を受けた」と語る。
マカオ観光事業の発展のため、マカオ航空は数千万元に上る損失にもかかわらず、7月にマカオ-東京便を再開。さらに観光客を引き付けるため、同便のチケットを破格の安値で売り出した。日本市場をできるだけ早く回復させるため、マカオ航空は今後、マカオと日本を結ぶチャーター便の市場開発に力を入れ、秋の修学旅行向けの学生用チャーター便など、さまざまな市場を視野に入れて開拓していく計画だ。
楊副総経理は、「現在、日本観光市場の困難な時期はまだ過ぎていない。マカオ航空は今後もマカオ-東京、マカオ-大阪の直行便を着実に運航していくほか、チャーター便市場を引き続き開発し、マカオ旅行事業の保護と日本市場の発展に向け努力していく」と語る。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年8月26日 |