ジェトロ(日本貿易振興機構)は、「日本財務省の統計による貿易データをドル換算すると、上半期の中日輸出入総額は前年同期比17.9%増の1631億5101万ドルに達し、上半期輸出入総額の記録を更新し、半年ベースで過去2番目となった。うち輸出は14.3%増の782億2670万ドル、輸入は21.4%増の849億4834万ドルに達した。日本の上半期の対中貿易赤字は、4.3倍増の67億4568万ドルに達した」と発表した。中国商務部の公式サイトが報じた。
東日本大震災の影響を受け、自動車と関連製品、および非鉄金属の輸出が減少し、半導体の電子部品の輸出増加率も鈍化した。輸入は好調で、スマートフォン等の高付加価値を持つ通信機材、省エネ扇風機、発電機、懐中電灯等の省エネ・防災用品の輸入が大幅増となった。
日本の対中輸出入額は、日本の輸出入総額の20.6%を占め、前年同期比0.5ポイント増で上半期の記録を更新した。うち、輸出が20%、輸入が21.1%を占めた。上半期、中国は日本の最大貿易相手国の地位を保持した。
ジェトロは、2011年通年の中日貿易総額が2010年を上回り、2年連続で記録を更新すると予想している。(編集YF)
「人民網日本語版」2011年8月18日 |