◇協力が大きな方向性に
中国の新型有人潜水艦「蛟竜」
しかし、中国と日本という歴史的、文化的つながりの深い2つの国を切り離すことはできない。協力が大きな方向性となることを歴史と経験は教えてくれる。中国両国の経済面で競争よりも協力しなければならない関係にある。中日は環境協力においてよい経験があり、大きな成果をあげている。環境協力により深く関わる資源開発においても、両国の協力が期待されている。
これまで、「持続可能で健全な発展」が世界各国の一般的な発展理論だった。中でも、地球上の限りある資源をいかに計画的かつ合理的に開発・利用し、これまでの勝手な略奪式の採掘と争奪を断ち切るかが鍵をにぎっている。
世界で経済力と影響力がある国として、また長い歴史と文化のつながりがある「一衣帯水」の隣国として、両国は環境保護と資源開発において協力を強化し、他国の協力の見本となるよう協力を通じて成果を出し、人類の生存と発展に貢献しなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月25日
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