福島第1原発事故の関連状況を深く理解し、原子力発電の安全と技術に関する問題を話し合う「中日原子力発電安全・技術フォーラム」が27、28両日、北京西苑飯店で開かれた。中国原子力エネルギー業界協会と日本原子力技術協会、日本原子力産業協会、日本保全学会が共催した。
今回のフォーラムは福島で深刻な原発事故の発生後、中日双方が初めて共催、両国の原子力エネルギー関係者とメディアから広く関心を集めた。フォーラムには両国の専門家210人以上が出席した。
中日両国の原子力エネルギー専門家は「日本の原発防災対策と中国の原発の運行安全状況」「中日原発新技術交流」という2つのテーマについて交流を行った。中国原子能(原子力エネルギー)科学研究院、国家核電(原子力発電)技術公司、中国核動力研究設計院、清華核研究院などの専門家が「中国の高速増殖炉技術の発展および若干の安全問題に対する思考」「中国の超高温原子炉の開発状況」「中国AP1000プロジェクトの進展」、「福島事故後における中国の多用途モジュール式小型原子炉の改善措置に関する研究」について個別報告をそれぞれ行った。(編集HT)
「人民網日本語版」2011年6月30日 |