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中国と日本  
震災で日本留学先に変化 東京から西日本へ

 

東日本大震災から2カ月余りが経った日本では、大規模な災害復興が国を挙げて進められる中、日本留学にも変化の兆しが現れている。

東京以外が新たな留学先に

情勢が日増しに安定するに伴い、大部分の留学生は3月末から4月初旬にかけて日本に戻り、学業を再開した。日本の文部科学省がまとめた最新統計によると、再来日した大学留学生の割合は、東北地方を除くその他の地域で高く、関東であっても9割に達している。

今後しばらくの期間、学校選択に関し、これまで東京と比べ影が薄かった関西、中部、九州などの学校を選ぶ留学生が増加すると見込まれる。福島原発の放射能漏れの影響を懸念し東京を敬遠する留学申請者が、大阪、名古屋、福岡などに流れるためだ。在日留学生の地域分布には以前から深刻な偏りがあったが、今後しばらくは、この偏りが緩和されるとみられる。

留学生に対する学校側の対応がきめ細やかに

日本の新学年は4月に始まるため、現在学生が続々と復学、各学校は期限通りに学生らが戻り感激している。学校側は、学生の復学は学校・日本に対する信頼の現れと見ており、多くの学校は留学生へ以前にも増してきめ細やかな対応を行っている。

学校側の空港出迎えが一層頻繁になった。語学学校では従来、日時・航空便を指定し、学生側の都合で指定日時に到着できない場合は自ら赴くよう指定していたが、現在は、日本に続々と到着する留学生に対し、学生の都合に合わせた出迎え対応を行っている。震災の影響で学校の授業日程が変則的になり、学生の入学時期にも一部ばらつきがあった。授業の質を保証するため、学校側は日本語能力ごとに無料で補習を行っている。

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