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中国と日本  
最も影響を受けるのは中国産の日系自動車

 

トヨタ自動車は、6月3日まで、同社の中国国内の完成車工場の生産を通常の50%に、極端な場合は30%に調整し、7月以降に予定していた夏期休暇を5月上旬に前倒しすると発表した。日本国内の生産は7月から徐々に再開し、11月から12月には正常に戻る予定だという。

東日本大震災の影響を受け、中国国産の日系自動車の生産・販売台数は4月に大幅に減少し、第2四半期の販売は深刻な影響を受けると考えられる。地震の影響が緩和されるのは7月以降になる見通し。

欧米・中国ブランドにも影響

日本からの自動車部品が不足しているため、多くのドイツメーカーも生産を停止せざるを得ない状況だ。これらの自動車工場では、主にICチップなどの電子部品が不足している。ICチップの在庫切れはドイツの自動車製造業に直接影響を与えている。また米フォード・モーターは、日本からの部品不足により、アジア・太平洋地区で減産、または生産停止となる可能性があることを発表した。

中国の一部の自主ブランド車メーカーも日本のICチップを使用しているため、影響は避けられないだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月9日

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