今、日本政府と東京電力が挑まなければならない難関は、福島第1原子力発電所の数万トンにも及ぶ放射性物質を含んだ汚染水の処理方法である。
日本公共放送NHK4月6日の情報によれば、経済産業省原子力安全・保安院は5日、福島第1原発の1号機から3号機のタービン建屋地下、そして建屋周辺のトレンチに溜まった高濃度の放射能汚染水は合わせて6万トンに達する。汚染水の処理方法について、東京電力は2号機の腹水器内に約3000トン、原発の集中廃棄物処理施設に約3万トン移す予定だ。他にも、静岡市から譲渡されたメガフロート(人工の浮島)と臨時で建設する貯水タンクに移す計画が立てられている。
福山哲郎官房副長官は5日、中国とバングラディッシュなどの海外から古い貯水タンクを購入すると発表したが、早くても日本に着くのは6月頃となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月7日 |