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中国と日本  
海産物の対日輸出増加 野菜輸出も好機到来か?

 

日本の食品に対する放射能汚染の脅威が拡大するにつれ、中国の食品は輸出増加が見込まれている。震災後、日本は大連から10トンのワカメ、アワビの注文を出し、広東ではここ数日クルマエビの輸出額がじわじわと増加している。

中国科学院の農村発展研究所研究員の李国祥氏は、日本の食品が汚染されたため、中国から日本へ食品輸出がさらに増加する見込みがある。「特に野菜です。日本は中国の依存性が増してくるでしょう。将来的に輸出量が増加すると考えられます。」と言っている。

記者は、以前から日本の食品基準は厳しく、コストが高くなるため、広東の農業企業の対日輸出はあまり活況でないことを知っていた。先日、東升農場の関係者は、日本には技術陣営と政治的要素の影響で2000年から、日本への野菜の輸出数量は急激に下降を描いてきたので、今となっては日本に輸出する野菜がなくなっているという。

広州市従化華隆果物野菜保鮮有限公司の欧陽建忠社長は、今回の日本の震災は企業にとって日本市場シェアを広げる好機であるが、企業は慎重でなければならず、日本市場には検査の障壁などのリスクが存在しているという。

広東のクルマエビの輸出は増加傾向

日本の福島第1原子力発電所の近くの海水の放射能が基準値を超過している状況は、中国の漁業にとってはチャンスだ。被災地の漁業生産高は日本の総生産量の4%近くを占める。震災後で、日本は大連の企業に対し10トン前後の注文をしており、主にアワビ、ワカメ、ヒラメのカレイなどの魚介類を抑えている。広東の対日クルマエビの輸出額は近く静かに増加すると、クルマエビ輸出企業も言っている。

「取引先は私達にできるだけ早く出荷するように催促してくる。今食品が販売しやすいらしい。現在クルマエビの輸出量は少しずつ上昇する傾向が見え始めている。」広東恒興グループの貿易部の陳藍氏は記者に対しこう語った。このグループは主にクルマエビの輸出貿易を商い、日本に輸入されるクルマエビの市場占有率を15%占めている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月30日

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