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中国と日本  
「孫文と梅屋庄吉の交誼とその時代」シンポジウムが開催

 

丹羽宇一郎中国駐在日本大使

また、丹羽宇一郎大使は開幕式の挨拶で次のように述べた。「来年は、辛亥革命100周年を迎える記念の年だ。このような時期に、孫文と、孫文の活動を資金面及び精神面で大きく支えた梅屋庄吉の友誼及びその時代に焦点を当てたシンポジウムが開催されることは、大変時宜を得たものであると思う。梅屋庄吉は、どんなに逆境の時であっても、終生、孫文との約束を守り続けた人物だ。日本と中国の関係も、国家と国家の関係である以上、さまざまな場面が訪れるのは当然だ。しかし、日本と中国は、今後千年、二千年つきあっていく隣国だ。孫文と梅屋庄吉に学び、大きな志を持ち、日中両国がさらに固い絆で結ばれるよう、協力して歩んでいくことが必要だ」。 

アジア平和貢献センターの西原春夫理事長

次に、アジア平和貢献センターの西原春夫理事長が「孫文研究の現代的意義――ヨーロッパ史の影響という観点に重点を置いて」と題する基調講演を行った。西原春夫理事長は、「辛亥革命の意義を『大きな歴史の流れ』との関連でとらえるという場合、その中心には『近代ヨーロッパにおける帝国主義の成り行きとその影響』がある。これこそが、辛亥革命の意義を立体的にとらえるための必要不可欠な観点だと私は考えている」と述べた。

基調講演に続き、「孫文梅屋庄吉の交誼及びその理想」、「孫文と梅屋庄吉の時代」、「清末民初の中日関係」などのテーマをめぐり、ディスカッションが行われた。

 

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