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中国と日本  
中国市場で苦戦する日本製エアコン

 

日本のシャープ株式会社は、菅野伸行取締役(中国本部長)がこのほど「中国で販売台数最多の外資系テレビメーカーになりたい」と発言したその裏で、密かに中国エアコン市場からの撤退を決めていた。復活のめどは立っていないという。「中国企業報」が伝えた。

▽シャープは静かに撤退

ある業界関係者が30日述べたところによると、シャープは中国エアコン市場からの撤退をすでに決定済みで、すでに繁忙期がスタートする今年6月頃より、国美電器や永楽電器などの家電販売店の店頭からあいついで製品を撤去している。代理販売業者に委託しての在庫の処分作業も進めている。また別の業界関係者によると、中国市場向けのシャープ製エアコンは今年に入ってから生産を停止しており、今は海外市場向け製品のみ生産を続けているという。

シャープはまだ正式に中国市場からの撤退を宣言しておらず、徐々に撤退を進めるやり方を取っている。多くの業界関係者が指摘するように、エアコン繁忙期に売り場から撤退し、市場に豊富な機種を提供しないということは、シャープが中国エアコン市場からの撤退で「軟着陸」をはかろうとしていることを示している。

今年7月には、シャープ商貿(中国)有限公司が新しい白物家電部門を設立し、健康や環境に関連した製品の統括営業部となった。等級は娯楽家電部門より下で、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、空気清浄機などの製品を扱う部門だ。この中でエアコンと洗濯機はすでに傍流となっていた。

シャープは中国エアコン市場に参入してからの長い年月の中で、一貫して営業地域を上海市を中心とした華東市場に限定し、全国規模で関連の営業活動や製品の配置を進めることはなかった。

▽日系企業の生存は困難

実際、ここ数年来、シャープを代表とする日系企業は中国エアコン市場で苦戦していた。パナソニック、日立、ダイキン、三菱重工、三洋、シャープを代表とする日系エアコン企業は、中国現地企業の圧力や挑戦にさらされて、市場シェアが低下の一途をたどっていた。国家信心センターがまとめた統計データによると、日系メーカーのインバーター市場占有率は09年の22.7%から今年は7.5%に低下しており、低下率は15%にも達する。

中国エアコン市場のこのような状況に直面して、日系エアコンメーカーの多くが経営戦略を変更し、コントロールパネル用チップや圧縮機などの重要部品の販売を新たな業務の成長点としている。

「人民網日本語版」2010年9月2日

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