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中国と日本  
中国を大国にならしめた起点 抗日戦争と中国の国際的地位の変遷

日本が仕掛けた侵略戦争は、最終的に、自業自得な結果に終わった。開戦以来占領し続けてきた中国の領土から撤退を余儀なくされただけでなく、半世紀にわたって搾取し続けた中国の資源を返却せざるを得なくなり、アヘン戦争以降中国から得てきたものをきれいさっぱり清算させられる羽目にあった。今から考えると、もしこの戦争がなければ、戦前の情勢が今も続いていたこともあり得るはずである。満州(中国の東北地方)は、中日間の領土問題になっていたかもしれないし、また、台湾が永遠に日本領となっていたとしても不思議ではない。

中国の大国としての地位の形成および確立

アヘン戦争により開国を余儀なくされてから、日本の降伏により抗日戦争が終了するまで約100年が経過している。この100年において、中国は国際社会の仲間入りを果たした。また、国際社会において、その他大勢的な存在から、中心的存在へと転換を果たしてきた。抗日戦争によって、中国と英米諸国は互いに再認識するようになったのである。

英米諸国は中国が持つ潜在的な力を認識するようになり、また、世界の安全保障面で、戦略的な存在意義を有していることに気づくようになった。また中国も、自国の平和と安全は、世界と密接な関係にあるため、国際機関の活動に積極的に参与し、世界の安全を願うことが、自国の安全を保障してくれる確実なルートであることが分かるようになった。

従来の国際機関(国際連盟)が解体してから、中国は新しい国際機関の発足に積極的に参与してきた。そのため国際機関の活動において、中国は重要な役割を担うようになっている。わずか数年前に勃発した戦争以前からすると、この転換点は想像を絶する大きな変化である。中国を国際的な大国とならしめた起点は抗日戦争だったのである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月2日

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